NEC玉川吹奏楽団

行進曲「錨をあげて」
 (C.A.ツィンマーマン/編曲:G.F.ブリーゲル)1887年から1916年まで、アメリカ海軍士官学校軍楽隊長を務めていたツィンマーマンによって、1907年度の卒業生のために作曲されました。仕官候補生のマイルスが、「錨をあげて」という歌詞を付けたことから、曲のタイトルも「錨を上げて」になりました。この曲は、その後、アメリカ合衆国海軍の公式行進曲に制定されています。さらに、1946年制作のアメリカ映画「錨を上げて」において、主題歌となったことで、国際的に一躍有名な曲となりました。


ガリバー旅行記
 (B.アッペルモント)
 作曲家のベルト・アッペルモントは、1973年、ベルギー出身(現在27歳)の若い作曲家です。日本でも有名な作曲家、ヤン・ヴァンデルローストに作曲を学び、現在は、イギリスに留学して音楽の勉強を続けています。この「ガリバー旅行記」という作品は、昨年作曲されたばかりの新曲です。曲は、だれもが良く知っている文学作品「ガリバー旅行記」のなかで、主人公ガリバーが訪れる4つの国のことを描いています。小人の国「リリパット」、巨人の国「ブロブディングナグ」、天飛ぶ島「ラピュータ」、馬の国「フイヌム」、と題された4つの曲からなる組曲です。


ミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」より

 (G.ガーシュイン/編曲:西野淳)
 アメリカの作曲家「ジョージ・ガーシュイン」は、「ラプソディー・イン・ブルー」や「パリのアメリカ人」といったジャズの要素をとりいれた管弦楽作品を作曲したことで有名ですが、ミュージカル作品も作曲していました。「クレイジー・フォー・ユー」は、もともとはガーシュインのミュージカル「ガール・クレイジー」や「トレジャー・ガール」をリメイクして作られた舞台作品で、日本では、劇団四季のミュージカルとして上演されました。

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