グラール ウインド オーケストラ

Gral Wind Orchestera

グラールウインドオーケストラは1990年4月、47名の有志により結成された、川崎市を本拠地とする一般の吹奏楽団です。今年で創団12年目を迎え、現在団員数は約100名を数えるほどの大所帯です。「グラール」とはドイツ語で“聖なる杯”の意味であり、ワーグナーの歌劇に登場する至福の奇跡をもたらす宝物のことで、“永遠に続くバンドにしよう”という願いを込めて名づけられました。
 活動は6月の定期演奏会、12月のウインターコンサートの他、吹奏楽コンクールや地域フェスティバルへの参加、近隣中学校への指導など幅広く行っています。特に吹奏楽コンクールへは1992年より参加し、1994年から2000年まで7年連続県代表として支部大会へ出場、その支部大会全てで金賞を受賞しています。1995年、1999年、2000年には東関東支部の代表に推薦され、昨年度は全国大会で念願の金賞を受賞しました。結成当時より常任指揮者にプロのクラリネット奏者でもある佐川聖二氏を迎えており、休日の余暇を楽しみながらも、より次元の高い音楽を追求するために練習に励んでいます。
 本日は有名な行進曲、吹奏楽のために書かれたオリジナルの作品、歌劇のアリアを編曲したものという多彩なプログラムで吹奏楽の魅力を十分に味わっていただければ幸いです。

グラールウインドオーケストラ
常任指揮者
指揮:福本 信太朗

神奈川県出身。1994年昭和音楽大学を優秀賞を受賞して卒業。サキソフォンを丸山胤幸、宗貞啓二、D・デファイエ、J.M.ロンデックス、E.ルソーの各氏に師事。在学中より数多くの演奏会やコンクールに出演し、各方面から高い評価を得ている。サキソフォン奏者として東京佼成ウインドオーケストラ、シエナウインドオーケストラ、東京都交響楽団など多くのオーケストラの公演に参加する他、ソリストとしても幅広く活動している。近年は吹奏楽指導者としても活躍しており、当団のバンドトレーナーを務める他、昭和音楽大学吹奏楽部、アンサンブルリベルテ吹奏楽団の指揮者、玉川大学吹奏楽団演奏指導者員等、各地で指揮・指導を行っている。現在、昭和音楽大学、同短期大学部、昭和音楽芸術学院各講師。

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